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2010.8.31 748号
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今週の紙面
各地で深刻な水害
四川大地震の震災地も再び甚大な被害 1面
甘粛省舟曲県で発生した土石流災害での犠牲者が増え続けているなか、東西南北を問わず、全国各地で水害が猛威をふるっている。中朝国境の丹東市では、鴨緑江の水位が限界点にまで達し、市内が大規模な洪水被害に見舞われた。また、2008年の四川大地震で壊滅状態になった被災地でも、激しい土石流によって、再建されたばかりの街が再び甚大な被害を受けた。今後も全国的に豪雨に襲われる可能性が高く、復旧作業に追われる被災地では、予断を許さない状況が続いている。
「国家隊」結成、EV育成で環境保全 2面
政府は電気自動車(EV)を柱とする新エネルギー車の産業振興を主目的に、2020年までに約1千億元を投じる方針を固めた。これと合わせて、国務院国有資産監督管理委員会は18日、同委傘下の中央管理国有企業16社を集めて、「国家隊」(ナショナルチーム)としての「中央企業電動汽車聯盟」を発足させた。
穀物緊急輸入 国内減産のあおり 3面
全国で形を変えた天候不順や自然災害が続くことで、政府は「糧食」(穀物にイモ類と豆類を加えた総称)輸入を加速させている。食品類価格の高騰が消費者物価全体を押し上げているためと見られるが、ベースには年々高まる耕地の減少と耕作意欲の減退がある。この点、日本の農業の産業構造に一部似ている。
米国債保有残高 2カ月連続減少 3面
中国が米国債の残高を圧縮する一方で、日本の国債を買い増す勢いが急加速している。米財務省が16日に発表した6月末の国別米国債保有残高によると、中国は8,437億ドル(72兆2千億円)となり、前月に比べて2.8%に相当する240億ドル減少。首位は維持したものの、2カ月連続で減少した。
巨龍版銘柄レポート 4面
上海に太陽エネ塔建設計画 5面
貧困地域、誘拐や人身売買が後絶たず 6面
河南省歴史建築群、中国で39番目の世界遺産に 6面
ミシェル・リーに妊娠報道 7面
連載

ほのぼのとしたタッチのこの絵は、「金山農民画」と呼ばれている。本物の農民が農作業の余暇を利用し、日常風景や伝統文化を描いたもので、2007年にはユネスコ世界無形文化遺産にも登録された。もともとの起源は正月を祝う年画だったのだが、文革時代以降、現在の農民画スタイルが確立されたという。
上海近郊の楓鎮が発祥の地といわれている。楓鎮には、06年に農民画家村がオープン。何人もの“兼業農家”が、昔ながらの家屋に暮らしながら、創作活動に励んでいる。
まだ農民画家村を訪れたことはないのだが、この農民画が好きで、上海へ行くたび、気に入った作品を購入している。ただ、農民画人気に便乗した“ニセ農民画”も大量に出回っているとのこと。怪しげな露天商から買ったものではないけれど、芸術作品の真贋(しんがん)を鑑定するだけの審美眼は持ち合わせていないから、果たして本物かどうかは自信がない。
とはいえ、本物かどうかはさておき、この絵を眺めていると、心が和むことは事実だ。すべてが大きく様変わりしてしまった中国――。こうした素朴な農村風景を、もはや芸術作品のなかでしか体験できないのが残念なのだが。
(文・写真 本紙記者・内海達志)
(文・写真 本紙記者・内海達志)
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