12月2012

ふだん考えない南半球のこと

生活

 一昨年末から、南半球のことが気になっていた。日本でも、寒くなり新型インフルエンザウイルス蔓延が心配されている。季節性インフルエンザによる学級閉鎖は、年明け以降2月がピークと聞く。新型インフルエンザの流行以前に

本年は、マイコプラズマ肺炎や風疹の流行、成人で多く発症した麻疹が気になった。現代人が、細菌に対する抵抗力がなくなる一方、抗生物質に耐性を強く持つ細菌類が増えているようである。いまや、接触感染どころか空気感染対策を真剣に考えざるを得ないのが実情である。

 

さて、話をもどす。インフルエンザでいうところの新型は、北半球で秋から冬に向かう時分、夏の盛りに向かう以前の南半球で、その年の冬季に発生したインフルエンザが、季節の移り変わりにともって北半球に上ってきたものである。南半球は、北半球と季節が反対であるが、毎年新型のインフルエンザは南半球から上がってくるので、伝播の過程で急激な変化はありえるが、ある程度の傾向性を導き出すことは可能である。

さて、心配なことは強毒性鳥インフルエンザが、近年頻繁に近隣諸国ばかりか国内でも発見されることである。最近は、ウイルスの遺伝子分析により強毒性ウイルスはすぐに判明する。そして、同じ系統のウイルスを道程できる。

昨年、発見された新型インフルエンザは弱毒性であったが、東京大学の発表によれば強毒性のウイルスと結びついて、いつ変質してもおかしくないということであった。また、本年8月にアメリカで発見されたインフルエンザは、新型ではなかったが、変異型のA型であった。ウイルスは、なにかの拍子に変異して強毒化し、凶暴化するので油断がならない。

 

いたずらに恐怖心を煽ってはいけないが、ノロウイルスが幼稚園、保育園、小学校などで大流行して、幼児らの健康被害はこのところ甚大であった。他方、

同じく体力のない高齢者が集団生活をする施設も同様の被害をこうむっている。

手洗い、うがいは家庭や幼稚園保育園ならびに小学校では、躾で徹底されている。それにもかかわらず被害が大きく広がった理由は、ウイルスがアルコール消毒液で死滅させられないことにある。

アルコール消毒液は、殺菌でかなり有効なイメージを持たれている。

しかしながら、このところ健康被害をもたらしているウイルスらには効かない。

ここのところ、取り扱い業者においてはアルコール消毒液の受注が増えて業績が伸びた反面、ウイルスを死滅させられないというジレンマに陥っているよ

うである。

 



次亜塩素酸水をご存知だろうか。

スーパーやコンビ二ストアなどで売られているカット野菜の消毒に使われているものである。ウイルスを死滅させる力があるのだが、使用後水に戻るので

安全安心が担保されている。これを噴霧すると、雑菌を死滅させる効果があり、結果として副次的にいやなにおいを消臭するという効果ももたらす。また、しめきった空間で噴霧すると、ドアノブの裏側のウイルスなども死滅させられるなどの効果がある。

残念なことは、これまで次亜塩素酸水が食品工場やスーパーなどのプラントで作られていたので、汎用性のある市販用商品が、市場に登場しているにもかかわらず、浸透ができておらず一般的に周知されていないことだ。なんとか多くの人々の生命を守り、健康的な生活を担保するために普及するよう念願している。