12月2012

日本の未来に希望はあるか

生活

 国政をいかに選択するか?を迫れたはずなのだが、多政党化によって焦点 がぼやけたわけではあるまいが、感想として、どうもすっきりとしない選挙戦や国政事情のように思う。

 

これまで民主党政権下で最も前向きに取り組んできたはずの「税と社会保障の一体化」は、この先予想される急激な労働生産年齢人口の先細りとそれにともなう経済規模の縮小から考えると一刻も猶予のならない愁眉の課題のはずで

ある。

原発問題にふれる政党は多かったが、廃止を口にするのは良いが代替エネルギーやコスト対策に関する指針は明らかにせずじまいだった。

ドイツの脱原発政策を手本に主張を展開する候補や政党があっても、ドイツ国内では建設されている原発のうち半数が稼働中で、08年以降に電気料金が

2倍まであがってきていることへの国民の不安や不満は、日に日に大きくなってきているとドイツ在住の知人はいう。

ドイツでは、再生エネルギー発電の事業参入奨励がなされているが、大規模は助成金を背景に進出してきている中国資本企業が市場占有を強めており、本来の殖産振興に遠く及ばないようになっているようだ。

 

中国の新指導部は、尖閣諸島問題で利害が対決する日本だけでなく、中東から輸入する原油のシーレーン強化を掲げ、南シナ海の制海権を目指すのか戦闘能力の高い戦艦を展開させている。

その海は、東南アジア諸国だけでなく、日本のエネルギーの生命線たるシーレーンでもある。腰の定まらぬような主張を展開してきた日本は、強面の隣人と折り合いをつけられるのであろうか?そして、アジアの国々からの支援は受けられるのだろうか?

そして、盟約を結ぶ友人のアメリカ。

中国のプレゼンスの強まりを黙認するとも思えないが、強大な国家になったと自信を持ち、大陸国家から大陸海洋国家に宗旨替えした中国に、自制的な行動を取らせる力や思うような国益を確保できる力はあるのだろうか?

 

G7は、G20となったが、力のある先進国も新興国もないという言い方もある。いや、米中の2Gこそ正しい認識であると。はたまた、その2Gにも力がなく、G0の時代に陥っているので不幸なのだとも。

いじれにしても、存在が埋没している日本の未来に希望はあるか。