9月2013

韓国経済に対するWEFの見解

生活

 毎年スイスで開催されるダボス会議を招聘する国際経済研究機関であるWEF(世界経済フォーラム)が韓国の競争力ランキングに対する分析を発表し

ている。

 

韓国経済の特徴は、外部からの衝撃になく、また経済構造改革が一向に進まないところにあるとしている。

 

世界的には、外貨準備高を着実に増やし、経常収支も黒字体質であり、「新興国の勝ち組」とまで言われている。しかしながら、依然として貿易依存率が高く、劇的な変化には堪えられないイメージを持つ投資家が多いという。

 

2012年における韓国の実質GDPは、WEFによると世界189か国中117位の2.0%である。2010年は、6.3%で世界57位、2011年は3.6%で世界102位であったという。成長率が乱高下しているのは、外部からの衝撃に弱く、

また影響を受けやすい経済構造であるということであろう。

 

GDP成長率の高い国はといえば、リビア104.5%シエラレオネ19.8%、

モンゴル12.3%である。

これに対し、日本は2%、他方米国2.2%である。

 

韓国は、勢いのある新興国のような表情を見せたかと思うと、先進国のような成熟した国の成長率程度の成果した魅せられないときがあり、その差があまりにも大きく、国際情勢をはじめが外的な要因に影響を受けて、激しく変動することが明らかである。

 

言い古された言い方でいえば、内需が小さく消費に期待できないために、輸出主導の経済に傾倒せざるを得ないのだが、為替や石油相場などの変動によって、さらに苦境に陥る場合が考えられる。現実的に、そのような状況にあるといえる。FTA大国であるのだが、輸出主導経済の収益構造を念頭に、対円、対ドル:ウォン安を想定した経済が機能していないのが実状である。

 

韓国の経済の潜在的な力は、購買力平価に置き換えたGDPでは、1兆6,400億ドルで世界13位である。輸入総額については、5,142億ドルでOECD加盟国でも8位である。為替が有利な状況を期待するより、経済構造改革が着実な経済成長に寄与することだろう。