10月2013

ヒラリー・クリントン女史の注目すべき発言

生活

 ロイターの伝えたヒラリー・クリントン女史の中国に対する発言に注目を

している。それは、「二十年後、中国は世界で最も貧しい国の一つになる」と

いうものである。理由を示されて、中国の首脳らは平気でいられることだ

ろうか。

まず、理由の第一である。

「中国の9割の官僚、8割の富豪が移民申請を行っている」というものである。

多くの富や権力を得ても、中国には明るい未来はないと社会的な地位の高

い人々は認識しているということだろうか。

現実、「裸官」と呼ばれる高級官吏らが、家族を海外に移住させ、財産を移

し、いつでも海外に逃れるようにしていると聞くが、その数が100万人を超

えると聞く。

中国の富は、世界中からの投資や人民の労苦によって築かれたものである。

他人の金であるため、痛みを覚えず投下したり、むやみに支出したり気にせ

ずいくらでも使えたり、不正蓄財したり隠せるようである。

 

第二の理由であるが、「中国人は責任と義務がわかっていない」と。

中国の現況を見る限りは、共産党のために人民や海外の投資家がいるような

状況になっている。10億人を悠に超える人民の福祉も含めて、為政者が責

任を十分に認識しているとは思えない状況である。

第三の理由である。「中国人民が、崇拝するのは権力と金銭のみである」で

ある。世界中に聞こえた拝金主義は、今の中国人を適格に現していることだ ろう。

第四の理由である。「中国政府は、人民をだましている」である。

以前、中国の経済の現況は、ポンジンスキーム(一種の詐欺)のようなもので、漕ぐのを止めると倒れてしまうような自転車で、万里の長城の壁にぶつかるように向かっているような状況というノーベル経済学賞受賞の碩学の意見を

紹介したが、見返りも定かでなく、全世界から集められた投資や中国人民の財産が次第に失われてゆくというものであった。

第五の理由である。「環境破壊、略奪、浪費に明け暮れる」である。

環境破壊の流れは止まりそうにない。GDP比成長を万能ものさしとしている以上、環境より経済優先。資源の保護という考えはなく、とにかく今のうちに利益を実現させようという計画や行動が推してゆくのみである。理財商品を

用いたシャドーバンキングによって大規模な不良債権が生じれば、あらかじめ

略奪する計画にあったように思われても仕方がないことだろう。これらのことから、二十年後に最貧国に転落するとクリントン女史はいうがいかがなものか。