10月2013

年相応に育っています。

生活

 小生も50歳以降、なにかと目に見えて体に故障が出てくるようになった。

50歳を境にして、月に一度はかかりつけのクリニックで血圧を測定、そして定期的に様々な検査を行うようにしている。当たり前の話だが、一年に一歳しか年をとらないせいか、体の機能の衰えに自覚ができないことばかりである。

 

優性遺伝のせいもあり、白髪が一気に増えてきた。鏡の前を通り、白髪の中年男性を見つけても自分だと気づくまで時間がかかることがある。基本的にスーツは、社会人になった20歳代半ばからデザインを変えていない。こと普段着は、基本的に中学生以降趣味趣向を変えておらず、情緒も知能のほうも顕著な成長が自覚できていない。ようするに、気分的に学生と変わっていないのだと思う。かようなことが不幸をもたらすこと多々がある。

たとえば、メタボリックシンドローム予防のために運動を勧められ、ジョギングを始めたら、踵が痛くてたまらなくなった。運動不足のせいだとおもったが、念のために検査をしたら「亀裂骨折」を起こしていた。亀裂骨折にめげずに、ウオーキングに勤しんでいたら、「右の膝痛」に陥った。診断では、「水が膝に溜まっていた」。右足の痛みが少しいえたら「左の膝痛」。無意識にかばうことが負担をかけた。気をつけなければ、よかれと思う運動自体が体を痛めつけることにしかならない。結局、亀裂骨折と膝痛は、完治に1年以上を費やした。

 

先ごろ、同年代の男性からトイレが近くなって、夜中に何回もおきるので睡眠不足に陥っていると相談を受けた。多少、近くなるのは自然なことと申し上げ、前立腺の検査をお勧めした。という小生も実父が前立腺癌の切除手術を受けており、良い機会だと考え検査をしてもらうことにした。できれば、待たされることの多い大学病院ではなくて、専門の医療機関のほうがよいとおもい。検索し、千代田区内の病院を探して尋ねた。歴史を感じさせる病院。受診可能な時間のはずなのに、受付には誰もいない。大きな声でお尋ねをしたが、返事がない。仕方がないので、診察室を訪ねたら超ベテランのドクターがいらっしゃった。受付の方がいない旨を伝えると、「今日で廃院」するので、すでにスタッフには転職いただいたとのこと。そして、開業医人生は「あなたが最後だ」といわれ、「どうしましたか?」。検査を御願いする旨を話し、恥ずかしい格好の検査のあと「年相応に順調に前立腺が育っています。歳とともに肥大してゆくものですから心配いりません。」「僕もかなり近いですよ。」との云いのあと、目安として「夜中に2回以上起きる人は睡眠障害が起きるから治療をしたほうがよい。」「そんなときは、〇〇〇〇という薬を処方してもらうとよいが、効かなかったら手術すべき」とのこと。歳相応に発育しているという表現が耳に残った。歳を重ねることをマイナスと考えずに、歳相応に発育と考えたい。頭に脳内活性情報もよいかが、今後、健康情報提供も本コラムで試みたいと思う。