10月2013

地域通貨。企業内通貨そして信任

生活

 環境保全意識の高まりとともに、地方でも市民運動が高まり、環境NPOも

数多く生まれた。大人ばかりでなく、地域の小中学校の児童生徒も活動に巻き込んで成功している地域もある。



JR高田馬場駅に降り立つと、電車の発車オルゴールが鉄腕アトムの主題歌。

思わず、口ずさむ親父さんらも多いことだろう。ロボットにして人間性豊かな

アトムの存在は、世代を超えて多くの人々に多大な影響を与えたことだけは確かである。

西早稲田の商店街が、リサイクルやごみの排出軽減など環境に成功した。

また、地域通貨として鉄腕アトムの10万馬力が威力を発揮し、地方でも採用するところまで現れた。鉄腕アトムが印刷された地域通貨は、多感な少年期を送った親父たちには日本銀行券にはない付加価値が感じられるのかもしれない。

精神的には、母の日に贈る「肩たたき券」や「お手伝い券」のようなもので

ある。

「通貨」とはなにか?と問い、今までで一番わかりやすい答えは、「政府の借 金」というものである。つまり、「印刷してある金額」を政府が保証してくれる

という。政府が貨幣の所持者に対して、その金額を保証してくれるというものである。

 

ところで、企業の究極の目標のひとつに日次決算がある。

日本でも名だたる企業が、「本日現在の企業価値」をいつでも産出できるように

と日次決算に挑戦している事例もある。

企業価値を算出するには、債務債権の総額がわからなければならないし、売上や費用も確定できていなければならない。これを突き詰めてゆくと、魚屋や八百屋のような日々の決算が可能な企業ということになる。

もしも、子ども銀行券のようなものを企業内通貨として流通させて、銀行と

同じように15時で締めて、17時までに精算するということができるならば、規模の大小を問わず、日次決算が可能な優良企業ということになる。

 

地域内通貨も企業内通貨も通貨価値を守るのは、企業の姿勢であり、理念そのものである。日本国の円が、金融緩和政策で大量に市場に今後も出回ることになる。デフレーション脱却を訴えてのことであるが、今のところ、国際的な信任が高いようである。これは、為政者の姿勢や官僚らの努力にもよるのだろうが、やはり日本国民の姿勢に対する信任そのものである。永きにわたって日本国民が努力してきた結果であろう。百年を超える信任のようにも思う。