中国は、経済を体質改善できるのか?

生活

先に中国の現状について、「貧血症の巨人」のようだと小職は形容した。

あるいは、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしそうだとも表現した。ようするに

巨体を健やかに保つのに、必要な栄養や酸素を運ぶ血液(資金)が不足して

いる。また、若く成長期にあった頃の食事を取り続け、心臓に脂肪がつき、

血液(資金)を送る機能が落ちて、血管に弾力がなくなり血圧もあがり心配

な症状も現れている。生活習慣病の対策と同じように、食事療法などにより適切に体質改善を図る必要がある。日々、綿密な計画したがって行動すること、

それができなければ、重篤な状態に陥ることだけは確かである。



中国の経済成長が、対前年GDP比が10%以上と発表されていた時期は、市中から調達した資金を地方政府やその第三セクター事業方式による「不動産開発事業」に投資しても、次から次にキャピタル・ゲインを目論む富裕層から資金を調達できたので、高利回り保証によって仕立てた理財商品によって調達しても、皆、バスに乗り遅れまいという雰囲気で満ち溢れていたようで、満期の返済原資のことまでは、大方、慎重にシュミレーションされていなかったようだ。そして中央政府も、サブプライム禍、リーマンショックに耐えて、景気回復に4兆人民元の財政出動を行い、V字回復を世界でいち早くして見せたが、

公共投資をおこなった先は、ほとんどが採算の取れない高速鉄道や新幹線建設、そして高速道路網などの整備事業であって、一部利害関係者に利益恩恵を与える以外では、今日、財政出動にともなう債権の償還、あるいは長期債務返済という重荷になって現政権に圧し掛かっている。これまでできていた、つけかえ

も資金調達が至難である。

一党独裁政権にあるため、最悪は徳政令のような形で乗り切ることは可能ではあるが、財産を失った人民の怒りの矛先の向きによって、現体制の維持は困難になるやしれない。あるいは、香港を経由して流入してきた華僑系(グレーター・チャイナ)の資金の信を失うかも知れない。さらには、国際的な資金の信を失い、さらに窮地に陥る可能性もなきにしもあらずである。

ただ、経済に循環があるので、河川が干えあがることも洪水が起きてしまう

ことも自然なことである。万人が堪えられる旱魃状態ですむのか、あるいは津波のように押し流すようなことになるのか。それは、為政者の考え次第である。



中国国内で起きて資金不足に十分に政府首脳が、すべて応えてしまえば、愛も変わらず不動産開発や公共事業や不採算の重厚長大産業に資金投下の流れが

続くことだろう。資金の流れの堰き止め方変えるだけで、思いもよらない副作用もおきかねない。厳しい批判や窮乏に耐えて体質改善が図れるだろうか?。

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